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CUE DIARY キューダイアリー

2020

12/2

00:00

鈴井 貴之

ケンタロウ君

鈴井 貴之

どうも皆様お久しぶりです。犬おじさんでございます。
自分のInstagramは頻繁にあげているのに、こっちやキューファンモバイルは
さっぱりだな!というファンの皆様というよりも弊社スタッフからの文句。
反省はしますが改善できるでしょうか?それは???


話は変わって、
小林賢太郎くん。
表舞台の表現者としては引退だそうです。ラーメンズというよりも
舞台人と認識している方が多かったのではないでしょうか。
理由は「体、足の不具合」。他にもあるそうです。
音尾くんもコバケンさんの舞台に立ち、NHKでの「小林賢太郎テレビ」
という番組では大泉君とも共演し、僕も以前、ちょろっと出演させていただき
ました。
コバケンさんとの親交は長く、彼は僕を「にいやん(兄さん)」と呼んでくれて
いました。赤平にも来てくれたことがあります。

そもそもは「銀色の雨」という僕が監督した映画に出演をお願いしたのですが
”一見さんお断り”的な返答があり今回は諦めるとしても
今後のため「お友達になりましょう!」と彼の札幌公演にお邪魔し挨拶させていただきました。
コバケンさんは「どうでしょうファン」ということもあり、彼が札幌に来る時はもちろん、
僕が上京した際にも度々会うようになりました。
彼は以前、ニューヨークに長期滞在し、そこで舞台の脚本を書いていました。
もう10年以上前でしょうか、「コバケンがいるなら行ってみよう」と僕も一人で
彼を訪ねてニューヨークに遊びに行ったことがあります。
ミュージカルを見たり食事をしたり飲んだり笑ったり。
今はご自身でアトリエを持ち、そこで創作活動をなさっていますが、それも
「にいやんの赤平に刺激された」と言っていました。

日本の表現者の中でも稀有な存在であったコバケンさん。その独特の世界観は
多くのファンがいました。彼がいなくなった(表舞台から)事は本当に寂しいです。
随分と前から引退の話は聞いていたのですが、どこかで僕は本当のこととは思って
いなかった。だから「そうなんだ」としか答えられなかったように記憶しています。
相当悩んでいたんだろうに。すいませんでした。

コバケンの引退は日本の表現界において大きな損失です。
このコロナ禍で、そしてしんしんと雪が降る赤平の森で色々と考えてしまっています。

コバケンさん。お疲れ様でした。
そして素晴らしい舞台の数々をありがとう。
そしてまた、赤平の森でゆっくりと語らいましょう。
次回もまたあなたと同じ名前の滝川の「小林ジンギスカン」でいいですか?
朝食は、シャケを焼いて、冷ややっこに炊いた物、漬物にお浸し。
「旅館の朝食みたいですね」と言われるよう頑張ります。