CUE DIARY

鈴井 貴之 鈴井 貴之 2019/09/25 19:00 遅くなりましたが、ありがとうございます!

OOPARTS第5弾、リリリストラ。
大阪にて無事、大千秋楽を終えました。

本当に感謝しかありません。

大阪、初日から予期せぬスタンディングオベーション。それは翌日曜日、さらには最終公演まで続き、不覚にもその光景を目の当たりにして涙ぐんで言葉にならなかったです。

大千秋楽では思わず吐露してしまいましたが、実は、今回の公演で限界を感じ、で個人的にですが舞台引退を決意していました。

作品の生みの苦しみ、稽古でのモチベーション維持、さらには老いからくる体力の限界。それらが全て今回の公演でのしかかり精神的にも追いつめられる日々が続きました。

「もういいだろう」そう思っていたのです。

しかも東京初日の次の日。2日目。池袋駅から劇場へ歩いている途中で足が止まる。歩けない。歩いて劇場に行けない。
スタッフに電話し病院へ。開演1時間前に診察、注射を処置してもらいなんとか舞台に立つ。
「もう無理だ」
それが正直な感想でした。そんな中、毎日舞台を続けていきました。

覚悟を決めて札幌公演に臨み、最後の地、大阪にやってきました。
が、そこでの予想以上の歓迎。混乱と喜び。そんなことを整理しきれず、毎日、劇場からホテル、大阪城公園を歩きながら考えました。
その時にはボロさんの名曲、大阪で生まれた女がいつも流れていました。
「これで青春もおわりかな、とつぶやいて」

ですが、大阪での毎日が僕を奮起させました。
いや、こうやって離れた地であるのにもかかわらず、こんなにも温かく待ってくれている人々がいる。そんな人に対し、僕の勝手でやめるわけにはいかない。まだまだ恩返しをしなくてはならない。
そう思わせてくれました。

ありがとうございます。

ずっと弱気でしたが、OOPARTS史上、最高にウケた舞台であったのは事実だと思います。

まだまだやります。劇場に向かう途中の道ではなく、舞台の上でぶっ倒れるまでやり続けます。
それが応援してくださっているみなさんへの誠意だと思いました。

今はまだ関西にいます。少し落ち着こうと今日は奈良に行きました。
僕、鈴井家は奈良の十津川からの移民です。十津川には行けませんでしたが、法隆寺、東大寺を高校生の修学旅行以来巡ってきました。

やすらいだひと時でした。御朱印集めという新たな趣味も見つけました。

これらのパワースポットからいただいた力をバネにまたみなさんに楽しんでもらえる作品を作りたいと思います。

ありがとうございました!

では、北国へ帰ります。

このページの先頭へ▲