MENU
CUE DIARY 一覧へ

CUE DIARY キューダイアリー

2008

10/21

10:11

飯野智行

奇怪な高校生たち……

飯野智行

音尾さん、おいらも見ましたよ。奇怪な光景。

先日夜7時ころ、札幌駅前にある大丸デパートの入り口付近で、ものすごい大声でじゃんけんをする高校生3人組を見ました。

「じゃーんけーんぽん!ぐわぁ~、負けた~」

秋も深まり、寒空の中元気じゃのう。なまらうるさいけど……。
なんて思いながら何の気なしに見ていると突然、勝った二人が負けた一人を思いっきり一発ずつ殴りました。結構離れてみていたおいらのところまで音が聞こえるくらい思いっきり。

「え~!!結構デンジャラスな罰じゃのう。しっぺじゃだめなのか?」

と心配しながら殴られた一人を見ると、笑いながら

「いって~!くそう!もう一回!」

と叫んでいました。大声で。
最近の高校生はタフですね。


「そのうちマジ喧嘩始まらないかなぁ。かなり面白いことになるのに」

と期待しながら見ていましたが、高校生たちは笑いながら負けた一人の腕やら胸やらをメガトン級の本気で殴り(顔は暗黙の了解で反則らしい)、殴られた一人は笑いながら再戦を申し込むというエンドレスじゃんけんを約2時間やってのけ、さすがにもう飽きたのか、何事もなく帰って行きました。

約2時間、そのじゃんけんを見続けたおいらの心には、なんだか虚しさだけが残りました。

彼らにとっては、映画を観るよりも、カラオケではしゃぐよりも、カフェで恋愛トークするよりも、大丸入り口付近でじゃんけんするほうがよほど有意義な時間だったんでしょうね。

おいらにとっては、後悔しか残らない2時間でしたが……。(泣)

あの元気エネルギーが電気エネルギーに利用できたら、彼らのじゃんけんはもっと意味のあるものになったんだろうなぁ。

そんなことを考えながら、家路に着いた秋の夜でした……。