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CUE DIARY キューダイアリー

2005

1/29

06:22

川島直樹

500円のジーパン

川島直樹

リサイクルショップで500円のジーパンを購入した。


試着してサイズ、シルエット、はき心地を確認し、「何て!お得なんだ!」と感動してからレジに並んだ。


500円。何て安いんだろう。


セレクトショップを経営している友人が昔(10年前)と比べて、洋服が売れない。と会う度、いつも嘆いている。


今はそこそこクオリティーの高い服が安く色々な所で売っていて、何十万も出してコートやジャケットを買う人が減ってきているらしい。


「時代が変わったよ・・・。」
と友人は呟く・・・。


僕が若い頃(20代前半の頃)は週末、クラブやディスコ(う~ん。ディスコって、恥ずかしい響きだな。)に行く為に昼間は恥ずかしくて着れないようなド派手な洋服を何万円も出して買っていたモノだ。遊びに行く専用の服。ある意味、戦闘服。う~ん。懐かしい~。今、その戦闘服を着て昼間歩くと皆、指を指して大笑いするだろう。


考えてみるとファションは自己満足だ。
メイド・イン・イタリーの4万円のジーパンを自信満々で穿いた所で街中の美女達が目をトロンとさせて求婚を迫ってくるとは思えない。


500円も4万円も見た目は同じジーパンだ。


だからと言って、最終的に人間は中身だ。という事を言いたい訳でもない。やはり良いモノはいいし、良いモノは当然コストもかかる。そして何よりもオシャレは楽しい。良いモノを身に付けているとそれはそのまま自信につながる。


でも高い値段の洋服を着ているからオシャレという訳でもない。


う~ん。500円のジーパンで色んな事を考えてしまった・・・。


そう言えば、今日はぽっぷこ~んシネマの公開収録がありますね。戦闘服を着て、普通に観に行こうかな・・・。




~追伸~
↓昨日、観たよ。