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CUE DIARY キューダイアリー

2019

4/3

17:00

戸澤 亮

笑いのいかづち

戸澤 亮

4月に入り。
今月はNEXTAGE3名とも客演させていただいている舞台、「アニメ」の本番月であります。
こちらは本番1ヶ月前の段階で全公演の前売りが完売、そして追加公演の前売りも完売になりました。本当にありがたい環境でお芝居を作らせていただいております。


そして今月は毎年恒例の誕生日ラッシュですね。

北川さん、お誕生日おめでとうございます。
現在やらせていただいているラジオドラマの収録時、局で北川さんとお会いすることが多く、毎回気さくにお話ししてくださいます。
毎週10時間の生放送をこなす北川さん。個人的にはたまに聴けるくにこさんの口笛(そよ風)が一番高まります。毎回笑います。是非そのままでいてほしいです。


さらに、本日誕生日の大泉さん、お誕生日おめでとうございます。


先日の朝、寝ぼけ眼で事務所に赴きました。

1Fでエレベーターに乗り込み、扉が閉まった瞬間、頭上高くに鳴り響く、天を衝くような笑い声。眠気も醒ます霹靂の如く。
この笑い声、間違いない。大泉さんだ。

どうやら会報誌の取材が事務所内で行われていたようで、その楽しそうな笑い声が反響していたのだ。笑い声が1階まで聞こえてくる。
僕が乗ったエレベーターは「↑」を示し、上がっていくにつれ地響きのような笑い声も近づいてくる。
僕はエレベーターが壊れるのではないかと不安を覚えた。

僕を乗せたエレベーターは笑い声に誘われて、吸い込まれるように上がっていった。エレベーターの扉が開いた瞬間にまず見えたのは、笑顔で取材を取り囲んでいるスタッフの皆さんだった。
その目線の先にあったのは今まさに行われている大泉さんとオクラホマさんの対談の様子。

おそらくもっと朝早くから行われていたであろう取材に、もちろん全力投球で挑む姿勢を見て、気怠い朝のオフモード全開な自分が恥ずかしくなった。

大泉さんとオクラさんが掛け合いで笑い、周りの人達も笑う。笑い声が笑い声を生んでいく。笑い声の集合体が僕の体を包んだ。
事務所の建物が揺れている気さえした。

いつも笑いの連鎖の中心にいる洋さん、お誕生日おめでとうございます。
これからも笑いの雷電を鳴り響かせてください。


僕は取材場所を後にし、エレベーターに乗って1階まで降りた。
その時、またまた頭上から聞こえてきた、疾風迅雷、大地も轟く高笑い。
この笑い声、間違いない。河野さんだ。


笑い声が少しだけ背中を叩いてくれた、
そんな気がしつつも、
僕は事務所の建物が壊れるのではないかと不安を覚えた。