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CUE DIARY キューダイアリー

2015

2/27

08:00

戸次重幸

「おはようございます」

戸次重幸

「皆さんが、今この文章を読んでいるということは

 私はもう、この世にはいないでしょう……」




と、朝から冗談をかます、朝刊戸次です。


この世にいないどころか、私は今天国(ゴルフ場)にいます。

本日27日は、稽古オフ日なもんで。

そんな日に珍しく仕事がなかったもんで。


まさに今は……【勝負の刻】!


ここ数日の練習の成果が問われる、大切な日!


結果は……また明日の朝刊で。




さて、昨日も昨日で大変楽しい日でした。


札幌から大森俊治という親友が、東京に遊びに来てて、

飯&カラオケという、人並みな夜を過ごせたもんで。


そこには劇団四季の内海雅智さんもいて、

カラオケで「リアル劇団四季」を惜しみなく披露してくれました。


ライオンキング、オペラ座の怪人など……。


特にライオンキングでは、本物のムファサ(内海さん)が唄い、

それに私と俊治が「へら、へんまめ~~ら!(さあ、聞けよ!)」

とコーラスを入れるという、なんとも贅沢なカラオケとなりました。



いつも思うことですが、

やはり「餅は餅屋」「プロフェッショナル」とは凄いなと。


そうしたものを目の当たりにした時に、人は感動せざるを得ないと。


ついこの間も、趣味の部屋の稽古中に思いました。


初演では我々だけで行っていた、ちょっとした乱闘シーンがあるんですが、

今回はそのわずかなシーンにもプロのアクション指導の方に

動きを付けていただいて。


そうすると……


まるで別物!


台詞は一切変わらないのに、その付けていただいた動きだけで、

更に役者の感情が如実に伝わるという……。


内海さんにしても、そのアクション指導の方にしても、

それでお金をいただいているのだから、

当たり前と言えば当たり前なんですが、

そこに「一切のハッタリはない」という事実が、

やはり私の胸を撃ちました。


そして同時に、

果たして自分はそこまでのレベルに達しているんだろうかと?

そういった本物としての【見世物】を、

お金をもらう立場として、しっかり行えているのだろうかと?

人気にかこつけて、そういった努力を惜しんでいないかと……。


答えの出ない命題だと分かっているからこそ、

悩んでしまいます。


ま、今のほほんとゴルフやってる人間が言ったところで

なんの説得力もないんですが……。


とにかく!


楽しい日でした。

こんな日を今後も味わえるように、

日々の与えられた仕事を、確実に、着実に、

全うしていかねばと、思える日でした。


皆さん、今日も一日、辛いことの連続だと思いますが、

どうか乗り切ってください!

(私は……ゴルフしてますが)



では、また明日の朝!