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CUE DIARY キューダイアリー

2014

2/1

15:28

安田顕

2月1日土曜日

安田顕

昼過ぎに起きて。
先程、風呂に入り。
ムダ毛処理をしようとして、もう必要ないことにハタと気づき。
習慣づいた頃に、終わること、よくあります。

小川町セレナーデ
という映画の撮影が昨日、終わりました。

現場に亜由美社長が顔出してくれて。
「食べてないし、寝てないんでしょ。帰って寝る?何か食べる?どうする」
「食べたいです」
…お寿司おごってもらっちゃった。
いえい。
ありがとうございました。


脚本・監督、原桂之助さん。
監督の、想い溢れる作品です。

昨年、11月の後半、舞台中の頃に監督にお会いし。
脚本が面白かったとお伝えし。
監督の情熱に、心打たれ。

真剣に、向き合おう、と。

原さんにとって、初めての長編映画監督作品です。
監督を筆頭に、それを支えるスタッフさん。
皆、映画というものに対して愛情を持って接する、素晴らしい現場でした。
予算が決して多いわけではありませんし、皆、文字通り不眠不休の時間を過ごしておりました。それでも映画と、原監督への想いが勝る現場だったと思います。
作品全体も、今頃、オールアップしたんじゃないかしら。
編集等々あれど、とりあえず、本当に、お疲れ様でした。

昨日、私がクランクアップした際、監督がお花を渡してくださいまして。
「安田さんにはまた会えるでしょうけど、エンジェルさんにもう会えないかと思うと、泣けてきちゃいました」
そう仰ってました。

私も同じことを感じてました。

『オカマのエンジェル』になるのは、ホントに、大変でした。
でも、いなくなっちゃうのは、なんだか寂しいものですね。

どれだけ話題になるか分かりません。公開の規模もまだ分かりません。
どれだけのお客様に見ていただけるかも、これから次第です。

そういったこと以外で。
この現場に出会えたこと。この作品を通じて感じたこと。
私の大きな財産になりました。

40歳、新しいことに挑ませてくれたことに、心から感謝。

さあ。
ベタベタせずに、余計な寂寥は消し去りましょう。

明日の台詞を考えましょう。

ではでは。