皆さま こんにちは
ブーランジェリーコロンのスタッフONです。
ここ数日の札幌は、にわか雨が降ったり冷たい風が吹いたり秋らしい天気が続いて、季節が確実に冬に向かっているのを身に沁みて感じますね。今朝の札幌は初雪だったとか、、、
こういう日、私は夏に読む気も起きなかった本を読みたくなります。
最近の猛暑は本当にひどく読書欲を奪います。それにひきかえ、秋〜冬は自分にとっては読書の季節でした、昔は。
最近は本を読むにもエネルギーを使うようになり、積読が増え、それではもったいないと、書店で気になる本をリストアップして図書館で借りても、途中で挫折するか貸し出し期限切れの繰り返し。
なので、近頃は専ら本の拾い読みです。
書棚や床に積まれている本の中から目に付いた本をパラパラしたり、目次、あとがきを見て、気になる部分だけ読むという感じです。
そういう風に読んでいて、最近蔵書の中に挿し絵が入っている本が一定量あることに気がつきました。
①子供の頃から読み続けているシャーロックホームズは、コナン・ドイルの作品に19世紀末の当時、数多くいた挿絵作家さんが参加しています。
中でもシドニー・パジェットが素晴らしいですね(『SP』がサインです)。
②妹尾河童さんは『河童流俯瞰図』と称して、あの有名な部屋の絵を数多く残してます。
③ 金井真紀さんもご自身で絵を描いてます。
あの独特な文章表現と唯一無二のイラストが相まって、金井ワールドが確立されています。
④犬を飼っていた頃に買った、犬に関する本たち。この中には作家自身が挿し絵を描いたものもあります
⑤何故買ったか覚えていませんが、恐らく挿し絵が多く入っていて読みやすいと思ったからでしょうか、『SASサバイバルマニュアル』。
⑥『フランス料理史ノート』。
写真と共に素朴なイラストが描かれています。
⑦私のバイブル的な一冊、舟田詠子さんの『パンの文化史』。
これも写真と共に、ご自身で測量した図や風景画があります。
意外に挿し絵の入った本は多いようで、無いものは小説などフィクションが多く、想像力を働かせて活字を読ませるといったところでしょうか。
専門書にしても、当然のように文章と図表と写真がセットになっていますし、改めて活字だけの本は多くないかもしれないと思った次第です。
挿し絵を眺めるだけでも楽しいものです。
これからの季節、お部屋でゆったりと読書はいかがでしょうか。