【木曜文芸】
《短歌》
●NB選
雨の中歌を響かせ丸太を渡り花火を見上げて湧き上がる盛夏
NB(札幌)
カップ麺喰らう爺さんコンビニ前道端に靴が片方眠る朝
NB(札幌)
来日はSNSがキッカケでともに楽しむネフリでテラハ
NB(札幌)
その眼鏡はずして外を見てみれば気づかぬ場所に花は咲きけり
NB(札幌)
冷房の運転開始のお知らせが安否をのせて風にそよぐ
NB(札幌)
第1首、道北にある浜頓別町で行なわれた「第60回クッチャロ湖湖水まつり」は大雨。小橋さんは歌う。オクラホマは、湖上で行う「丸太渡りレース」に参加したため、雨とは関係なくズブ濡れ。雨の中で打ち上がる花火を見つめて、思えば遠くへ来たものだ。
第2首、早朝にコンビニの前で辛そうなカップ麺をすする白いジャージ上下のお爺さんを目撃。通り過ぎた直後に、道端にスニーカーが片方だけ横たわっていました。もしかしたら今、片足だけスニーカーを履いて走っている人がいるのか、そもそも片方のスニーカーが脱げたことに気づいてないのか。早朝ですもの。
第3首、中川町の「なかがわスタイルの小屋」を建ててくれた大工の中村さん(yomogiya/化石、現在中川町にいる)がトレーニー(見習い、研修生)をインスタで募集したら、世界中から募集が来て、今は3名の海外の方がいらっしゃって(全員頭が良い)、テラハの話題で盛り上がってました。ネフリだとすぐ英語字幕が出せるので、気軽に同じ作品を国境を超えて共有出来るという利点。
第4首、先入観にとらわれちゃいますよねーっていう。
第5首、父親から「1時25分室温31℃エアコン試運転しました快適、快適」というメッセージが。小樽の熱さに耐兼ねて、いよいよ実家にもエアコンが。エアコンも父親も運転中です。
〈投稿規定〉
未発表作品で作者がNBであることに限ります。他紙との二重投稿、同じ作品や類似した作品の複数選者への投稿はご遠慮ください。作品を選者が添削することがあります。投稿作品は返却しません。先行発表の作品に類似した投稿、人工知能(AI)による作成、NB以外の投稿は禁止します。