クリエイティブオフィスキューという会社のスタートはタレント事務所です。さらに遡れば、会社設立の目的は自分たちの劇団のブランディングでした。思えば、英語で会社を意味するカンパニーには、劇団や仲間といった意味もあります。私たちははじめから、そして今も、カンパニーなのです。

この劇団的なDNAは、あらゆる事業において私たちのスタイルに息づいています。たとえば、お客様の存在やリアルな心のありように真正面から向き合うこと、プロジェクトが終わる最後の瞬間までよりよくしようと粘り続けること、社員や所属アーティストが時に自分の役割を越境して一丸となること、などです。

たくさんのご縁がつながり、めぐりめぐって、私たちのビジネスは人のマネジメントやプロデュース、演劇や映像の制作といった狭義のエンターテインメントから、飲食分野や地域課題解決を含む広義のエンターテインメントへと拡張してきました。ですが、本質はずっと変わりません。それは感動、すなわち心が動くこと、心を動かすことです。

対象が人であれ、物であれ、場所であれ、まずは自分の心が動く。もっと知ってほしくて、もっと伝えたくて、魅力や可能性を引き出すエンターテインメントを創る。やがてお客様の心も動いたら、こちらも震えるほどうれしい。そんな思いだけで30年以上やってきました。

北海道がその魅力をより一層輝かせる「キュー（きっかけ）」になれるように。私たちはこれからも北海道でしか創れないエンターテインメントを生み出していきます。