吉岡 真一(26) |
北村 一輝
札幌入りしたすぐその脚で同じ事務所の李丹と鈴井監督と合うことを求め、熱っぽく役作りを語った。三池崇、望月六郎ら実力派監督から高い評価を受け、映画「皆月」他で新人男優賞を総なめ。NHK大河「北条時宗」にも時宗の片腕、平頼綱役で出演する。「ターン」(平山秀幸監督)、「連弾」(竹中直人監督)の話題作が公開待ち。印象的なマスクと確かな演技力で今一番熱い注目を集めている逸材。
|
|
村田 勝(40) |
中本 賢
コメディグループ「ザ・ハンターズ」から独立して俳優に進んでからも「釣りバカ日誌」や「鉄道員」などテレビ、映画俳優として活躍の場を広げ、またニュースステーションの「多摩川日記シリーズ」、名古屋テレビの人気長寿番組「レッツ・ドンキホーテ」などナチュラリストとしても知られている。ロケの空き時間にも釣り竿片手に豊平川観察に熱中。
|
|
鈴木 肇(47) |
本田 博太郎
映画、舞台、テレビ、CMと多方面で活躍する日本映画になくてはならない実力派俳優。'79にはゴールデンアロー演劇部門新人賞を受賞。主な出演作は「英霊たちの応援歌」「鉄道員」「DEAD
OR ALIVE」「どら平太」、舞台では「屋根の上のバイオリン弾き」「近松心中物語」ほか。最近ではCMでも異彩ぶりを発揮している。
|
|
鈴木 容子(42) |
金 久美子
'78〜'87までアングラ劇団の遊、黒テントで海外公演を含む活躍。新宿梁山泊に移ってからも主演舞台が青丘賞、文化庁藝術祭賞を受賞。映画、ドラマへの進出は新しいが、「失楽園」「BLUESHARP」「コキーユ」、NHK日中共同制作ドラマ「桜桃の実る谷」と話題作に次々と出演。幅広い演技力が高く評価されている女優だ。
|
|
佐藤 祐司(48) |
きたろう
'79に大竹まこと、斉木しげるとシティボーイズを結成。都会的でシュールな笑いの世界では追随を許さない活躍で、公演はプラチナチケットである。ソロ活動でも、テレビ、映画俳優としても独特の存在感で活動の場を広げている。主な出演作は「学校の怪談2」「鉄道員」、ドラマ「池袋ウェストゲートパーク」「仮面ライダークウガ」。
|
|
佐藤 加奈子(43) |
風祭 ゆき
かつての日活ロマンポルノの女王は、今や「棟居刑事の黙示録」などドラマや映画で、その場の空気感を作り出せる存在感のある個性派女優として活躍。きたろう扮する佐藤の妻、加奈子役だが、記者会見では「監督のテーマである人間の表裏ということで言えば、私の役は裏の役。一筆くっきりと陰を演じてみたい」と抱負を述べた。ワイン一口、肉一切れを口に運ぶ雰囲気がすでにコワーイ。
|
|
牛山 太郎(42) |
田口 トモロヲ
邦画にいなくてはならない存在感溢れる名バイプレイヤー。大学中退後、漫画家、イラストレーター等の仕事をしながら、演劇活動に携わる。同時期に結成していたパンクバンド「ばちかぶり」は伝説的ですらある。塚本晋也監督の出世作「鉄男」で俳優として注目を集める。NHKのドキュメンタリー「プロジェクトX」のナレーションも好評。最新出演映画は「MONDAY」「SWEET
SWEET GHOST」「弱虫」「三文役者」など。
|
|
榎本 早紀(29) |
李 丹
中国・桂林出身。舞台「上海パンスキング〜ファイナル公演」のオーディションに受かり日本デビュー。売春婦役に体当たりした「日本黒社会」(三池崇監督)のヒロイン・アニタ役で注目を集める。出演作に「女優霊」「不法滞在」「酔夢夜景」舞台「さらば浅草パラダイス」など。
|
|
梨絵(17) |
尾野 真千子
'97にカンヌ国際映画祭でカメラドール賞(新人監督賞)を受賞した河瀬直美監督に見い出され「萌の朱雀」で映画デビュー。青山真治監督の大作「ユリイカ」を始め、塩田明彦監督「ギブス」三原光尋監督「きっとあしたは…」など話題作の出演が続く期
待の新星。ドラマ初出演を果たした'00「ひかりのまち」は国際エミー賞始め国内外の多くの番組賞に輝いた。
|
|
友香(17) |
上良 早紀
'97の「ザ・ジャパン・オーディション」で最終審査に残り、ドラマ「LOVE&PEACE」でデビュー。映画デビューとなる「いのちの海」では運命に翻弄されるヒロインを熱演、トロント国際映画祭にも正式出品され、4月に東京で公開。現在「王様のブランチ」レギュラー出演中。
|
|
真里(16) |
駒勇 明日香
まだ16歳ながら「三宅裕司のドシロウト」(日本テレビ)レギュラー出演し、その天然ぶりが人気を集めた。昨年秋全国公開されたNHK21世紀プロジェクト第1弾の映画「カラフル」ではヒロイン役を演じた。出演作の「きっとあしたは…」が公開待機中。これからが楽しみな若手女優だ。 |
|
多佳子(18) |
小池 栄子
美女揃いのイエローキャブ軍団の中でも一際活躍が目立つグラビアクイーン。雑誌で彼女の姿を見ない日はないくらいだが、ドラマ「ナオミ」や「美少女H」の演技でも注目。「狂弾II」で映画デビューも果たした。東京・下北沢の実家ではまだ門限11時だそう。
|
|
森警察署長 (55) |
小野寺 昭(特別出演)
かつて一世を風靡した人気刑事ドラマ「太陽にほえろ」の”殿下”こと島公之刑事役でお茶の間の人気を得る。
2時間ドラマやNHK大河、さらには舞台でも活躍。最新作は浅田次郎ベストセラー原作でヒットした映画「天国までの100マイル」。帯広出身ということで映画の趣旨に共鳴しての特別出演が実現した。日本百名山に魅せられたクライマーとしても知られる。
|
|
園田美恵子(45) |
高瀬 春奈
文学座養成所を経て'77にNHK朝のテレビ小説「いちばん星」のヒロインとしてデビュー。存在感あふれる演技で一連の故・伊丹十三監督作品を始め、テレビ、舞台で活躍。大ロングランミュージカル「アニー」では、孤児院の意地悪なハニガン先生役に挑戦。飾り気のない温かな人柄でエッセイストとしても活躍の場を広げている。映画では元オペラ歌手という設定で、監督がデザイン画から手がけたトイプードルとお揃いの衣装も注目だ。
|
|