Topics:熊本支援プロジェクト「けっぱれ熊本」

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熊本支援プロジェクト「けっぱれ熊本」

歌が人と人をツナグ

熊本に拠点を移してから、地元に関わる歌を作ることが増えたという樋口さん。偶然にも益城町の移住促進のPRソング「オカエリナサイが聞こえる街」を手がけ、町民向けイベントを翌日に控えた時に地震が起きました。
益城に住む人の普通の幸せをスケッチしたこの曲を、当初「現実と違うので、悲しい気持ちを助長するかもしれないから」と自身のラジオ番組で紹介することを躊躇したそうです。それでも1度流してみたところ、益城の方からリクエストが届くようになり、「今は毎回かけています」。

樋口「地震があって、今はちょっと見えなくなっている幸せが歌の中に封じ込められている気がします」

鈴井「日常を取り戻したいという気持ちが強いから聞きたくなるんでしょうね」

そして、詩人でもある濱田さん作詞、樋口さん作曲による熊本の復興を願う新しい歌が生まれました。タイトルは「小さき花の歌」。

樋口「『おかえりなさい…』は僕が外から見た益城を書いた曲ですが、『小さき花の歌』は益城に住む濱田さんが内側から見た曲。濱田さんの悲しいことを笑い飛ばす人柄、『人は人のために生きてこそ人』という信条を楽しい雰囲気の中に込めたくて、メロディーはディキシーランドジャズ風で。花をテーマにした歌はたくさんありますが、花咲かじいさんがバーッと灰をまいているイメージです」

濱田「この曲がひとり歩きして、新しい出会いのきっかけになるのが楽しみです」

樋口「10人ぐらいでにぎやかに歌いたいパートがあるんですが、コーラスの一人として鈴井さんの席を空けていますから」

鈴井「え?!いやぁ…僕でよければ、ぜひ参加させてください!ただ期待はしないでください。ハモリはできないので、ユニゾンで(笑)」

樋口「宜しくお願いします。また一つ長く歌い続けていかなきゃいけない歌が増えた気がします。私なりに熊本が復興していく過程を応援したいと思います」

鈴井「北海道と九州って距離は離れていますが、同じ日本ですから。互いに手をつなぎましょう!」

みんなで“幸せの花”を咲かせましょう!

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6月下旬、都内某スタジオ。マイクに向かう鈴井の横には、大泉洋の姿が!そう、鈴井の呼びかけで樋口さんと関わりが深い大泉も「けっぱれ熊本」の思いで『小さき花の歌』のレコーディングに参加させていただきました。歌には定評のある大泉と、「最近、レコーディングに抵抗がなくなった」と言う鈴井のコーラスが、樋口さんによってどのように生かされるのかは聞いてのお楽しみです。また、コーラス部分とは別に、熊本への応援メッセージを2人がアドリブ満載で叫びまくっているパートは聞きどころの一つかも。

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