「がんばれ東北!東北応援企画」としてしあわせのパン製作委員会主催で実施された今回の上映会には、自身も阪神淡路大震災を経験された三島有紀子監督が舞台挨拶。
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舞台挨拶した三島有紀子監督
「阪神淡路大震災のときにも思いましたが、基本的に大事なことは食べること、寝ること、もうひとつは自分が感じる喜びや悲しみを、誰かと分け合えることが本当に大事だなと感じています。」
さらに、「その思いをいつか映画にできないかと考えていて、17年たった今、こうして『しあわせのパン』という映画に思いを込めることができ、ここにこの映画を届けることができて本当にうれしく思っています」と語りました。
また、大泉洋は「今回、原田知世さんと主演させていただき、夫役を寡黙に演じております。どうぞ、ふだんのうるさい大泉洋を忘れて(笑)、見てください。とても素敵なかわいらしい映画ですので、皆さんにも『しあわせのパン』を愛していただきたいと思っています」とビデオメッセージでコメント。
上映後、参加された方々から「映画を見るのは1年ぶり。震災で緊張していた気持ちが、映画を見ている間、ほのぼのとした温かい気持ちになれた。これが本当の寛げる時間なんだなと思いました」とうれしい言葉をたくさんいただきました。
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道産小麦と北海道の金時豆を使った北海道のパン屋さんのパンをお土産にお持ち帰りいただきました。
会場となった南三陸ホテル観洋は、壊滅的な被害を受け被災された南三陸町の住民や、復旧・復興支援活動にあたる工事関係者やボランティア活動の方々の利用に全面協力している宿泊施設。
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南三陸ホテル観洋
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窓からは海が広がる
会場から10分程の場所には、上映会のちょうど一週間前となる2月25日にオープンした仮設商店街 志津川福興名店街「南三陸町さんさん商店街」がありました。
こちらでは、「福興市」http://fukkouichi-minamisanriku.jp/(PCサイト) という催しもオープン翌日に開かれ会場には「福興名店街」と書かれたのぼりが設置。
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飲食店をはじめ、八百屋や鮮魚店、酒屋、床屋、家電、整骨院まであらゆるお店が並びます。
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設置されていたフリーペーパーには地元の方々の復興への声や南三陸名物「キラキラ丼」の記事も。
わけあうたびに わかりあえる 気がする──
映画『しあわせのパン』上映会にご来場いただいた南三陸町の皆さま、
そして上映会実施にあたりお力添えいただいたGIP佐藤様、アール・クリエイツ山内様ありがとうございました。